HOOTENANNY '05 (3)

James Intveldを観てイベント気分がすっかり盛り上がってきた俺はCDを買おうとバックステージへ・・・ところが、人が多くてなかなか前に進まないんだな、これが。やっと人波を抜けてバックステージへ行くと、その後に出演するLee Rockerを発見!さすがビッグ・イベント。普通にバックステージをトコトコ歩いてます。しかも炎天下だというのに暑そうなジャケット着て。今回は残念ながらストレイ・キャッツとしての出演じゃないんだけど、俺はLee Rockerのバンドを観るのも楽しみだったんだよね!以前にもLee Rockerのバンドは観た事があるんだけど、そのときは結構なロン毛でね。演奏中に首振っちゃうと、オールバックにした髪が乱れて「武田鉄矢」みたいなヘアースタイルになってたっけ。今回はいつものスッキリしたリーゼントなんで一安心!
いよいよ演奏が始まると、やっぱスゲ〜ッ!何がスゴイかって!?サウンドが超ぶっといんだよね〜!ものすごくゴツイってかイカツイ。ゴッツン、ゴッツンくるんだよね。アメリカのロカビリーバンドって結構軽めのスッキリサッパリした音のバンドが多いんだけど、Lee Rockerは下からズシっとくるヘビーなサウンドで、ドラムのバスドラも胃が気持ち悪くなるくらい低音が出てる。ロカビリーなんだけどロックしてる、そんな感じ。でね、なんと一番盛り上がってた曲はストレイ・キャッツのヒット曲、「Rock This Town」。Brian Setzerもオーケストラでプレイしてるけど、Leeバージョンは一風変わったアレンジで・・・「Rock This Town」って気がつくまでに結構時間かかったんだよね。何故かというと、マイナー・キーでプレイしてたから。原曲は明るく弾んだ曲調なのに対して、Leeバージョンは暗い(渋い?)曲調にアレンジしてた・・・。コイツ恐ろしいアレンジするな〜って最初は結構ビビッたんだけど、聴いてるうちにすっかりLeeワールドにハマっちゃってね。最後は普通にノッてたよ。やっぱり、さすがヒット曲!客は一番ヒートアップしてたなぁ。俺が一番シビレたのは、エルヴィス・メドレーの「That's All Right〜Blue Moon of Kentucky」で間奏に「East Bound and Down」が入るヤツ。こいつはヤバかった!ライブCDの演奏もカッチョイイけど、ナマは最高にKOOLだった!しかし、Lee Rockerっていつの間にあんなに歌がうまくなったんだろ〜か???

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